巨大変身ヒロインのオリジナル小説を書いている草宗の独り言をつぶやくブログです。

草宗の書斎

第十二話 東京黙示録 5章―3 | main | 第十二話 東京黙示録 5章―1
第十二話 東京黙示録 5章―2

 風が鳴る。闇に包まれた美少女と美女の間をすり抜けていく。
 すぐ眼と鼻の先で巨大な女神と悪魔が闘っているとは信じられないほど、夜の公園は静かだった。

「・・・異能な存在、それも人類を上回る能力を持った存在に対して、危機意識を高めるのは世の常と言えるでしょうね。御庭番衆が工藤吼介をマークしたのは、至極当然のことだった」

 腕を組んだ片倉響子は、軽い溜め息を吐きながら言った。

 
「異能力を持った超人は昔からいたはずだわ。この国に限らず、世界各地にね。でも情報処理が発達した国では為政者によって秘密にフタがされ、遅れている地域では噂の範疇に収まった。そうやって“人間を越える人間”の存在は隠され続けてきたんでしょう。でも、実際にはいたのよ。ずっと以前から、超人は」

「その超人が・・・『エデン』と融合した人々」

「そう。あくまで推測に過ぎないけど、過去何百年も前から『エデン』は地球に飛来していた」

 詳しい説明を聞くまでもなく、里美は女教師の推論に納得していた。
 忍び里の洞窟で『エデン』らしき化石を発見したときから、響子と同様の発想はすでに芽生えていた。いや、むしろ何百年という単位ではなく、何千、何万年も前からあったのでは、とさえ里美は密かに考えていたのだ。
 『エデン』が宇宙から飛来したものであることに間違いはなく、数年前にひとつの塊のようになった『エデン』の群集体が里美の地元に落下した。ファントムガールやミュータントを生み出した、現在の聖戦の元を作ったのがこの一団の『エデン』たちだ。
 だが『エデン』はこの時のものが全てではなかった。
 実際にはもっと数多くの・・・無数の『エデン』が宇宙空間を飛んでいたのだ。恐らくは、地球の公転軌道上に何千万、何億という単位で遥か宇宙の闇より降り注いだのだろう。
 『エデン』を生み出した星がどこにあるのか、いまだに解明はされていないため正確な距離はわからないが、光の速さで何万年もかかる、という壮大な宇宙空間にあっては百年や千年など一瞬のこと。江戸時代に飛来したものと現代に飛来したものの元が同じであったとしても、決して不思議なことはない。遥か以前から世界中に『エデン』が存在していたとしても、まるで有り得ない話ではないのだ。
 
「不思議に思ったことはない? 例えば大入道。山のように巨大な妖怪を昔のひとは見たというけど・・・いくら当時の人々だからといって雲なんかと間違えるなんてことがあるのかしら? 彼らは実際に見てるのよ。巨大な人間をね。つまり・・・」

「『エデン』と融合したひと、ということね・・・」

「その通りよ。河童、天狗、雪女・・・実在するはずがないと思われてる妖怪たちだけど、『エデン』の存在さえあれば肯定は難しくない。彼らが示した不可思議な能力も簡単に説明できるわ。そして時間が経てば彼らは元の人間に戻るのだから、捕獲例がないのも納得できるというもの」

「・・・ドラキュラや人魚のような世界各地の伝説の存在も、『エデン』があれば説明できる・・・」

「『エデン』を寄生させた全ての人間が変身能力を発揮したとは限らない。むしろ少ないでしょうね。なにしろ、この白い物体がナニモノなのか、理解していないのだから。ただ『エデン』の恩恵を受けて異常に身体能力や生命力を高めた超人たちが、古くから世界には数多く存在していた。その可能性はかなり高いといわざるを得ないわ」

「存在・・・していた?」

 敢えて過去形を使った響子の言葉と、口調に含まれたかすかな揺らぎにくノ一少女の耳は反応した。
 空中に大の字で磔にされたまま、真っ直ぐに漆黒の瞳を向けてくる里美に、妖艶美女はしばしの沈黙の後に台詞を紡いだ。
 
「あなたも知ってると思うけど・・・『エデン』を寄生させた女は子供を産めない。つまり子孫を残せないのよ」

 無意識のうちに唇を噛んでいた里美が、白い咽喉を上下させて生唾を飲む。
 そうだった。女体に寄生した『エデン』は子宮と一体化する。卵巣ごと変化した器官はもはやホモ・サピエンスのものではなく、かつていかなる陵辱を受けようとも、守護天使の少女たちが妊娠する兆候は微塵も生まれなかった。『エデン』を受け入れるということは、女性としての機能を失うのと同意だったのだ。
 だからこそ、愛する男がいる七菜江も、想気流の嫡子であるユリも、ひとりの人間としての生を望んだ夕子も、子供が好きな桃子も・・・そして里美自身も、ファントムガールになると決意した瞬間に、それぞれが胸に秘めていた願いを捨てていた。女性としての幸せと引き換えに、少女たちは闘うことを選んだのだ。
 
「私自身、自らの肉体で実験を繰り返したわ。夜毎、男を替えては性交に励んだけど成果はまるであがらなかった。あるいはと思い、同じく『エデン』と融合したメフェレスとも何度もセックスしたんだけど、これも効果はなかったわ。それどころかメフェレスが何十人と女の子たちを抱こうと、妊娠させることはないと判明する始末。『エデン』の寄生者は次代に血を繋げることなく、次々とその一代で絶えていったと思われるわ」

「ならば吼介が『エデン』の能力を受け継いでいたというのは、おかしな話になるわ」

「そう、そこよ。そこが長くわからない謎だった。そして本来有り得ないはずの存在だからこそ、工藤吼介は重要人物でもある」

 双眸にランと強い光を宿して、魔性の妖女は言葉を続けた。
 
「『エデン』を持つ人間の子孫は存在しないはずだった。でも、工藤くんの戦闘力は明らかに常人離れしている。なにより『エデン』の存在が明らかになる前から、政府と繋がる御庭番衆の子孫が、幼少より彼をマークし続けていた。工藤吼介が超人の血を引く存在であるのはほぼ間違いないわ。だとしたら逆説的に、『エデン』の血は繋がる、『エデン』寄生者の子孫は残すことができる、ということになる」

 そうか。そういうことだったのか。
 里美のなかで、絡まりあっていた糸が徐々にほどけていく。点と点であった疑問たちが、ひとつの線として繋がっていく。
 工藤吼介が存在しているということは、超人・・・つまりは『エデン』の寄生者の血を、受け継ぐことができると証明されているようなものだ。これほどの検体を、世界にも名を知られた生物学者の片倉響子が特別視するのは当たり前のことだと言えた。
 
「それで・・・謎を解明するために、吼介をどうしても掌中に収めたいのね」

 その結論に至るのは、里美としてはごく順当な帰結であった。
 だが、次の瞬間に響子が見せた反応は、くノ一少女の予想とは大きく異なったものであった。
 深紅のルージュを極端なまでに吊り上げた女教師は、不敵なまでの笑顔をその美貌に刻ませていた。
 
「謎ならすでに、解けているわ」

「・・・なんですって?!」

「証明はされてない。でも、恐らくこれが正解という推論には、辿り着いている。ずっと以前からね。そのうえで、工藤吼介という媒体が必要なのよ」

「『エデン』の血を繋げる方法を・・・子孫を残す方法を、あなたは気付いたというの? そのためには吼介の存在が必要だと?」

「里美、あなたたち政府側の人間は、まだまだ『エデン』について、何もわかっていないようね」

 里美の質問に答えずに、突如として響子が会話のテーマを転換する。
 響子らしい高慢さを口調に感じた里美であったが、嘲りの含まれた言葉を否定することはできなかった。確かにその通りだ。こと『エデン』の研究に関しては、ファントムガール陣営は女生物学者にずっと遅れを取っているのは認めざるを得ない。全世界でもっとも『エデン』に詳しい人物が片倉響子であるのは、疑いようがない事実であった。
 
「まさか、いまだに『エデン』が宇宙生物だなんて思っていないでしょうね?」

「ッッ??! で、でも、『エデン』が大気圏外から飛来してきたのは、国立天文台もハッキリと確認している事実・・・」

「これは単なる生物なんかじゃない。生きてはいるけど、むしろ兵器と呼ぶのに相応しいわ。言わば、宇宙の果てのどこかの星で開発された、生物型の兵器」

「・・・生物型・・・兵器・・・ッッ!!」

「そうよ。私たちの感覚でいうと、鎧や銃剣に近いものかしら。『エデン』を装着することで、強大な戦闘力と高い生命力を手に入れる。どうやら遠い宇宙の先でも、闘争の類いは途絶えることがないみたいね。地球の人類が核ミサイルや戦闘機を開発するのと同じように、『エデン』も戦闘の道具として開発されたのよ」

「・・・なんて、ことなの・・・」

 己の唇から洩れるつぶやきを、里美は遥か遠い世界の言葉のように聞いた。
 奇妙には感じていた。生物と呼ぶには、あまりにも『エデン』自体から意志を感じることがなかった。巨大化を始めとする異能力の数々は、生物が引き起こす現象としては規格外すぎると思っていた。宇宙の産物という、特殊事態を考慮しても、だ。
 むしろ兵器と考える方が、納得はしやすい。常人を超人たらしめる、生物型特殊アーマー。そう考えれば、一般生活には必要と思えないファントムガールの特別な能力が、全て必然の装備であったと合点がいく。巨大化という異常事態も、各種の光線技も、戦闘のために当然のように配備されたものだったのだ。
 
“闘うために・・・生まれてきたのね。私たち、ファントムガールは・・・”

 偶然では、なかった。たまたま巨大化するのでも、たまたま光線が放てるのでもなかった。
 ファントムガールもミュータントも、闘うための存在だったのだ。
 まるで『エデン』の存在意義に呼応するかのように、光と闇に分かれて両者は死闘を繰り広げてきた。それが本来の、『エデン』の寄生者の姿なのだ。人類のため、と看板を掲げてはいるけれど、少女たちは闘いのためにファントムガールとなったのだった。
 
「ちょっと講釈をしてあげるわ。『エデン』の寄生者が巨大化できる仕組みをね」

 胸の内で里美が抱えている衝撃に構うことなく、女教師は台詞を続けた。
 
「あらゆる物質が原子の結合で構成されていることは知っているわよね。もちろんヒトの肉体も例外ではないわ。『エデン』と融合した者はこの原子間の結合を極端に延長することができるのよ。感覚としては風船を膨らませるのに似ているかしら。実体が引き伸ばされて大きく見えるけれど、巨大な身体のほとんどは風船でいうところの空気のようなもの。実際の肉体が占める割合はわずか数%というところでしょうね。巨大化時に受けたダメージが人間体に戻ると大幅に減少するのはこのためよ」

 “風船でいうところの空気”を生み出すことこそが『エデン』の特殊能力なのだが、そんな奇跡が起こせる理由は、さすがの天才学者も解明できていないようであった。
 さらに響子は説明を続ける。
 
「面白いのはあなたたちファントムガールのみが持つ、エナジー・クリスタルという水晶体ね。鎧や武器にも個性があるように、生物型兵器にもまた異なるパターンが存在しているということなのだろうけど・・・これは電池のようなものと考えているわ。つまりは生命力の貯蓄庫。電池切れを起こせば活動は停止するけど、充電、即ちチャージすることで再び蘇生可能というわけ。ミュータントと違い、生命力のほぼ全てがこの一点に集中しているという、ファントムガール独特の装備と言えるわね」

「エナジー・クリスタルについては・・・私たちも研究は進めているわ」

「肉体に激しいダメージを受けても、ファントムガールがしぶとく生きているのはエナジー・クリスタルに生命力が集中しているおかげね。極端に言えば心臓を貫かれても、クリスタルが無事なら生きているはず。逆にここを破壊されれば、漏電と同じで生命力はどんどんと抜け出てしまい、確実な死を迎えることとなる・・・便利というか不便というか、微妙なところね」

「・・・それで、あなたは他に『エデン』のなにを知っていると言うの?」

 切れ長の瞳に強い光を灯して令嬢戦士が訊く。
 響子が本当に言いたい内容は、こんなことではない。それはわかっている。巨大化やエナジー・クリスタルの説明など、単なる付け足しに過ぎない。
 『エデン』について、考えていることがあるのだ、この天才生物学者は。
 片倉響子が行なってきた、全ての言動の理由があるはずだった。『エデン』に関連した、何かの理由が。工藤吼介にこだわるのも、自ら身を挺してまで子孫を残せるのか実験したのも、魔人メフェレスに協力してまで研究に没頭したのも、藤木七菜江に興味を持つのも、全てが一本の筋で繋がるはずであった。
 まだ響子は言っていない。もっとも重要なポイントを。だから里美は促した。
 
 ふぅ、と軽く溜め息をつくや、深紅の美女はゆっくりと言葉を紡ぎ出した。
 
「『エデン』が生物型兵器である、ということはさっき言ったわよね?」

「ええ」

 応える里美の声は、どこまでも落ち着いたものであった。
 
「その推測は恐らく間違っていないでしょう。『エデン』は兵器と呼ぶのがもっともしっくりいくシロモノよ。でも、こうも考えられる。超人を作り出す『エデン』は、人類を次なるステージへと引き上げる、鍵となりうる、と」

「・・・ッッ!! あなたは・・・『エデン』を利用して、人類を進化させるつもりなのッ・・・?!」

「さすがに察しがいいわね、里美」

 今度は笑みを浮かべることなく、固まった表情のまま響子は言った。
 
「これまでにも人類は幾度となく進化をしてきたわ。でも、産業革命から始まった科学の進歩は行き着くところまで来てしまい、人類の進化は行き詰まりを見せている。必要なのよ、新たな進化が。『エデン』を使って私は人類を、強制的に進化させる。人類の新たな一歩を、私と『エデン』が作り出すのよ」

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| ファントムガール | 01:08 | トラックバック:0コメント:9
コメント
続きを更新しましたが、読み手の皆さんもさぞ頭の痛い内容になっているのではないかと…(-_-;)
なんとか伝えることができればと、自分なりにベストを尽くしたつもりです。多くは語れませんが、少しでも皆さんに届くことを祈っています(*_*)
2010.05.30 Sun 01:12 | URL | 草宗
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.05.30 Sun 22:17 | |
>コメントくださった方
ご無沙汰してますw ご指摘の部分はあまり詳細な説明はできないんですが(^^ゞ、エデンによって特殊な原子が継ぎ足しされてる、とでもお考えいただければ…H2OならH―O―HがH―X―O―X―Hになる、みたいな…

ですから質量に関しては、実はそれほど巨大化しても大きくなってはいないのです。高さが10倍になったんだから体積は1000倍になってる=質量も1000倍?というような一般の物理が適用されず、単純には計算できない質量になります。109などに磔にされても、建造物が壊れずに済んでいるのはこのためなんですねw

むろんこれは物理に弱い作者がツッコミを避けるための処置であることは言うまでもありませんw

2010.05.31 Mon 01:30 | URL | 草宗
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.05.31 Mon 09:54 | |
>コメントをくださった方
科学的なことはボクがどう頭ひねったところで矛盾は確実にでてくるだろうし、知識も不足しているので最初から開き直ってるところはありますねw

そうですよね~…10年…
10年も書いてきたんだな~と、クライマックスが近づくにつれ感慨深い想いに駆られます。

最後のことばが非常に励みになりましたw 思い切り完全燃焼して投げ込みたいと思います(^O^)
2010.05.31 Mon 22:59 | URL | 草宗
更新お疲れ様です。いやーついに片倉響子の目的が語られましたかw
答え合わせをしていて私も今までの道のりを振り返ってみたり。

思えば会社のPCでセーラームーンのネット小説を探していた時に、投稿時代の御作を偶然に見かけたのが始まりでした。
正直最初は血が出たりしている作風に嫌悪してしばらくは敬遠をしたりしていたんです。
ですが、頻繁に検索に引っかかってくるファントムガールのタイトルに、根負けしてとりあえず読んでみました。奇しくもサトミとナナが初登場のシヴァに敗北する回でした。
目から鱗が落ちるとはあの事でしたね。エロパロではないちゃんとした骨格のあるストーリー。傷つき苦しむ栄光のヒロイン達の姿のエロティックさ。そしてバイオレンスの興奮。
それからはすっかり流血OKに作り替えられましたよw

片倉響子の「目的」はひとまずは語られましたが、今度はその「手段」が語られていくと思われますが、これはもうお手上げですね~。エデン融合がどう絡むのかちょっと分かんないですw
それにしてもこの長い間をぶれる事なくファントムガールを執筆されてこられた草宗様には拍手です。
これからも楽しみにしています。では失礼しま~す。
2010.06.01 Tue 19:44 | URL | 藤井羅洞
>藤井羅洞さま
流血含めハードな描写が多い作風だと自分でも理解していますので、ボクの作品は受け付けられないという方は多いと思うんですが、藤井羅洞さまもそうだったんですね(^^ゞ それがこれほど長い間お付き合いいただけるとはなんとも感慨深いものがあります。

「エデン」が完全な創作物であるだけに、展開を読みきるのは本当に難しいと思いますw ボクの考えひとつでどうにでもなっちゃうわけですから。

ただ当初の構想をほとんど変えることなく、飽きっぽいボクがここまで執筆を続けてこられたのは自分でも感無量ですね(^^ゞ 自分が楽しむために書き始めたものですが、藤井さまはじめ皆さんの声なくては、到底ここまではできなかったのは間違いありません。楽しんでもらえる皆さんによってここまで続けることができたと、本当に感謝しています。

まだ先は長いとはいえ、いよいよ最終コーナーに突入してきましたので…いろいろな意味で完全燃焼できるよう、頑張ります。
2010.06.01 Tue 22:02 | URL | 草宗
さすが片倉響子(^_^)
草宗さん、こんにちは。 お世話になってます、BARTISTAです。

物語も、いよいよ核心に入って来ましたねえ。(とは言っても、三部作が
完結するまでまだまだかなりの分量が有りそうですが)

━━━ ファントムガール巨大化の設定について ━━━

「空想科学読本」等、特撮やアニメの設定を科学的に考証する本が、一時期
ベストセラーになったことがありましたが、あれはあれで面白い本ではあっ
たのですが、ああいう本みたいにあまりにも厳密に考えちゃうと、ほとんど
全てのフィクションの設定が現実には不可能という結論になっちゃって困っ
ちゃうですよね。

特に巨大ヒーローや怪獣物に関しては、「空想科学読本」では、その巨大さ
や重さなどにおもっきり突っ込みが入って、あらゆる面で現実には有りえな
いってことが示されてるわけですが、「そんなのいちいち科学的に考証せん
でも最初から分かってるわい」と逆に突っ込み入れたくなりますよね(笑)
そもそも現実には有り得ない設定だから面白いんですもん。。

SFの世界にも、徹底的に科学考証をするハードSFの路線から、科学考証なん
かほぼ無視してわが道を進む路線(銀河鉄道999とか)まで、すごい広い幅が
有って、私が思う巨大ヒーローや怪獣なんかは後者の路線に極めて近い世界
だと思ってます。後者の路線は、とりあえず作品内で矛盾なく説明がつけば、
現実世界の科学とは矛盾していても問題無しだと思います。

今回明かされたファントムガールの巨大化の設定はそういう意味で必要十分、
と言うか、むしろ、ちょっと真面目に科学考証し過ぎなんじゃ?(笑)と思う
くらいで、全然問題無いと思います。

━━━ ファントムガールは妊娠しないのか? ━━━

さすが、片倉響子はエデン研究の第一人者ですね。まあ、他に研究している
科学者がどれだけ居るのか分かりませんが、ファントムガールの側にだって
優秀な科学者は居るでしょうから、それを完全に出し抜いて独擅場ですね。
前々から相当深くまで知り尽くしてる事は薄々分かっていましたが、ようや
くその片鱗を明かしてくれるのでしょうか。

特に孕ませスキー(苦笑)な私としては、エデンと妊娠の関係は前々から凄く
気になっていて、「ファントムガールは本当に妊娠しないのか?」ってのが
私の中でひそかな考察テーマとなっていたりします(笑)

ごく初期の頃からエデンが寄生したら妊娠はしない云々と文中で明確に説明
されていたし、実際にその後もファントムガール達は数限りなく凌辱されて
いるのに妊娠の兆候が無いことからもその説明通りなんですが、何となく裏
が有りそうな気がずっとしていて(エデンが子宮に同化するという点がずっと
気になって仕方がない)、自作CGに付けるショートストーリーでは勝手な解
釈で話を膨らませてファントムガールを強制妊娠させちゃったりしてました(笑)

と言うわけで、今回、私の興味的には文字通り「核心」に迫る暴露展開で、
ワクワク、ドキドキ。

今回の話の流れからして、「条件次第では妊娠する」という衝撃の事実が明
らかにされそうな気がしますが…、もしそうだと今後の物語においてエッチ
方面の描写が非常にスリリングな物になりそうで(笑)、(だって今までは、
どんなに凌辱されても妊娠はしないというのがファントムガールの心情的に
最後の砦になっていたのですから、その砦が崩れたら彼女らの心理に多大な
影響が出てきますよね?)、個人的に非常に楽しみにしています。

ファントムガールにとって妊娠できるというのは、
GOOD NEWS なのか? BAD NEWS なのか? (たぶん両方)

しかし、今回、片倉響子はかなり多くのことを暴露しましたが、肝心の部分
については何か微妙にはぐらかしてる感じですね。
全ての真相が明らかになるのは、まだもう少し先のことになるのでしょうか。
まだまだ楽しみですね(^_^)
2010.06.01 Tue 23:25 | URL | BARTISTA
>BARTISTAさま
ご無沙汰してますw いつもCGでは楽しませてもらってますが(ファントムともどもスーパーガール風wなヒロインの活躍も楽しみにしてますw)、ロムばかりで失礼しております。

科学的な説明についてはBARTISTAさまの仰るように受け取っていただけると大変助かります♪ とりあえずそれなりに納得していただければ幸い、というところでしょうか。

後半については…こ、これはなにもコメントできないですね~、さすがにw
言いたいことはいっぱいあるんですけど、どうしてもネタバレになってしまうだけに、ここはこれくらいで勘弁してください。

東京篇は賛否両論になることは覚悟していただけに、今後も思った通りに進めていくつもりです。
2010.06.03 Thu 00:44 | URL | 草宗
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