巨大変身ヒロインのオリジナル小説を書いている草宗の独り言をつぶやくブログです。

草宗の書斎

オメガスレイヤーズ ~カウント5~ 「第一話 5年前。雨。夜の山中で」④

 10、家族
 
 
「おねえちゃんッ・・・ッ!! しっかりッ、しっかりしてェッ~~ッ!!」

 女子高生の絶叫が、雨上がりの夜空にこだまする。
 本来、四乃宮郁美の声は、耳の中でミルクのように甘く転がるものだった。聞く者の心を、蕩けさせるような。それが今は、悲しみと逼迫感に満ちている。
 
 駆け寄った郁美の下に、スーパーヒロインになったはずの姉が転がっていた。
 大の字になって動かぬ、白銀の光女神。
 ビリビリに切り裂かれたスーツを纏い、オメガヴィーナスは焦点の合わぬ視線を虚空に向けていた。眼の前にある妹の顏も、映ってはいないようだ。
 
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