巨大変身ヒロインのオリジナル小説を書いている草宗の独り言をつぶやくブログです。

草宗の書斎

最終話 東京終末戦 2章―5
 
「・・・そう、か」
 
 三日月に笑うマスクの奥で、ようやくそれだけの言葉が漏れ出た。
 皇居に向かおうとしていた肉体を、メフェレスは丸ごと『闇豹』へと対峙させる。
 不気味なまでに、冷静な態度であった。少なくとも、マヴェルが想像していた姿とは、まるで違う。
 
「余裕ッ・・・かましてんじゃねェぞォッッ~~!? てめェがこのマヴェルを身悶えするほど殺したがってるのはァ、よォ~~くわかってんだよォッ~~ッ!!」

「皮肉だな」

 青銅の魔人が、一歩を魔豹へと進める。
 傍目に映るメフェレスの感情を、色で表すとするなら、『無色』としかいいようがなかった。悪意の『黒』でも、憤怒の『赤』でもない様子は、長く魔人を身近に見てきたマヴェルには意外すぎる。
 だが、脚を止め、意識を明確に向けてきたのは、『闇豹』に興味がある、なによりの証拠だ。
 
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