巨大変身ヒロインのオリジナル小説を書いている草宗の独り言をつぶやくブログです。

草宗の書斎

第十三話 東京鎮魂歌 第5章―5
 
「あやうく最後の宴を、愉しめぬところだったがな」

 メフェレスの台詞には、あからさまな毒が含まれていた。嫌味と怒り、の中間程度の。
 聞き逃すほど、ギャンジョーは優しくない。この闘いの発端が、己の独断にあることは、さしもの凶獣も自覚していた。
 
「オレらの仕事のやり方にッ・・・ケチつける気かッ、てめえェッ!!・・・」

「本来ならば、もっとゆっくり・・・じっくりと嬲り殺しにしたかったのだが」

 血相を変える疵面獣を、ゲドゥーのひとつ眼が制する。
 計画にはなかったギャンジョーの暴走に、むしろメフェレスの方が内心穏やかではないだろう。だが、この場で二大凶獣と対立するのは、むろん愚かな行為であった。
 
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| ファントムガール | 18:39 | トラックバック:0コメント:13
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