巨大変身ヒロインのオリジナル小説を書いている草宗の独り言をつぶやくブログです。

草宗の書斎

第十三話 東京鎮魂歌 第5章―1
 
 5、
 
 夕焼けに染まる新宿副都心のビル群に、轟音がこだました。
 茶褐色の巨躯が、空中を弾丸のごとく飛んでいく。都庁前に広がる『とみん広場』。古代のコロッセオを連想させるような、半円状の敷地に疵面獣が落下し、震動でビリビリと都庁舎の南北の塔を揺らす。
 
 摩天楼を思わす、天衝く超高層ビルの数々。
 都庁をはじめ、この国を代表するような高層建築がいくつも周囲に並んでいる。それらは『エデン』寄生者が巨大化した姿より、5~6倍は高いものばかりだった。
 ファントムガールとミュータント。人智を超えた存在が決着をつけるには、これ以上相応しい舞台はないのかもしれなかった。
 人造の巨柱に囲まれた決戦の地で、最後の守護天使の闘いが今、幕を開けようとしていた。
 
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| ファントムガール | 22:38 | トラックバック:0コメント:7
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